こんにちは!小菅 (町田) です。
さて、実は今年から大学院の授業も担当できるようになりました!
担当はスポーツリーダーシップ論特論です (授業計画/シラバスはこちらから・・・)
こんな感じでやっています。
スポーツ心理学の観点から「チームを変えられるリーダーシップとは?」をテーマに、
キャプテンなどの選手のリーダーや、監督・コーチなどのリーダーの文献を読んだり、
ディスカッションやグループワークを中心に授業を進めています。
できるだけ楽しい授業になるように、いろいろと工夫をしていますが、試行錯誤です。
でもスポーツ心理学専門の学生だけでなく、マネジメントや、
野外教育、バイオメカニクスなど
いろいろな分野の学生が受講してくれていて、
私はとても楽しくやらせてもらっています☆
(個人的にはもっと時間が欲しいぐらいです)
スポーツ心理学では、リーダーシップは「人」ではなく、
「プロセス」だと考えられています。
つまり、チームを変えられるリーダーシップは「リーダー」だけが作るのではなく、
チーム全員が影響し、その影響すべてをリーダーシップと呼ぶと・・・
とっても複雑です。だからオモシロイと思っています。
チームのひとりが変わることで、リーダーシップが劇的に変わることもあります。
昨日リーダーじゃなかった人が、今日はリーダーになっていることも・・・
以前のブログでリーダーシップに興味を持ったきっかけを少し紹介したのですが、
今後も「チームを変えられるリーダーシップとは?」
そしてその「リーダーシップを促すためにどうすればいいのか?」
を突き詰めていきたいと思います!
そして、この授業ではずっとこのブログで書きたいと思いながら、
書けていない (笑) 本も合わせて読んでいます。
Made to Stick (邦題:アイデアのちから)です。
これも私が大学院のときに授業で紹介されて読んで衝撃を受けた本・・・
「なぜ生き残るアイデアと生き残らないアイデアがあるのか」という問いを追求しています。
素晴らしいアイデアがあっても、
それが誰の記憶にも残らないと意味がないですよね。
「なぜ生徒は自分の教えたことを覚えていないのか」、
「なぜ自分のアイデアは採用されないのか」、などなど、
日々試行錯誤している(私も含め 笑)方に特におすすめです。
本の内容についても是非、また詳しくどこかで紹介したいと思います!
また、一緒に上のような疑問を追求したい!と思ってくれる大学院生も研究室で募集中です☆
監督やコーチ、選手のリーダーシップについて、勉強 & 研究することに興味がある人は是非 !
⇒ 大阪体育大学大学院B日程 入試案内です。 http://www.ouhs.jp/matriculation/guide/master_sec/master_sec.html