同僚の先生に勧められて、最近読んだ本が、
苅谷 剛彦先生の「アメリカの大学・ニッポンの大学 」「 イギリスの大学・ニッポンの大学
」です!
苅谷先生は、今、あのイギリス、オックスフォード大学(University of Oxford)に勤務されています。
アメリカでの大学院でのティーチング・アシスタント(Teaching Assistant)、
夏の集中講義(Summer Course)の講師経験を交えながら書かれたのが「アメリカの大学・ニッポンの大学 」です。
東京大学で勤務され、その後オックスフォードに移られて、日本の大学と比較しながら、
オックスフォードの教育を書かれたのが「 イギリスの大学・ニッポンの大学」。
とにかく、私が日本の大学で感じていることをそのまま書いてくれているような感じで、
なんだか癒やされました(笑)
また、私は10年アメリカの大学を過ごして、海外と言ってもアメリカの大学しか知らないので、
オックスフォード大学の教育や文化についても学べてすごく興味深かったです。
日本は「日本語という言葉の壁と日本企業の雇用慣行に守られている」という言葉がすごく印象に残っています。
日本語を話すのは、世界で日本だけです。
日本語の壁、そして一貫化されている企業の採用制度(一斉に始まる「新卒採用」など)がある日本では、
他国からの優秀な人材と競争することがないし、
また、その中で満足できるので、わざわざ外に出て競争する、ということもほとんどない、
だから変わらない、というのが現状・・・
でも、自分の学生には、そんな現状に収まることなく、大きく成長して欲しい、と思います。
これから、どんどんグローバル展開していく世界で、しっかり自分を確立できる人物になって欲しいです!
(もちろん、英語ができるというだけでなく!)
そのために、私もいろいろと外を見ないと!頑張ります!!
追記:次は、いよいよ私の研究室の学生がブログポストを書いてくれます!
バスケットボールチームのトヨタアルバルク東京、伊藤拓摩コーチに特別講義に来て頂きました!
そのレポートです!
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