皆さん!こんにちは。
小菅ゼミ3年生のまっつんこと松本優斗です。
さて今回は僕が読んだ本「武器しての組織心理学」山浦一保著 について紹介させていただきます。
この本では組織としていくうえで、どのような行動がリーダーとして、
適しているのかを述べてくれています。
その中でも皆さんの役に立つであろう内容を3つほど選び、この場で共有したいと思います。
1.挨拶の重要性
本の中で「メンタル不調がない100人の社員とメンタル不調を訴えるものが複数名いる100人の違いは
リーダーが毎日挨拶をするのかしないかである」と示されています。
このように挨拶をすることは社員の体調管理という大切な役割も担っているとのことです。
また部下と挨拶をコミュニケーションの開始として行うことにより、
それからのコミュニケーションが多くなり、
信頼関係の向上や業績の向上に大きく繋がります。
皆さんは当たり前すぎて、挨拶を忘れていませんか。
これを機会にぜひ自分の行動を振り返り、挨拶をするように意識してみてください。
2. 褒めることの重要性
「褒めることは金銭報酬に匹敵する」という衝撃的な表現がありました。
これは報酬としてお金をもらった状況と
他人から褒められる状況は同じ喜びを与えていることということです。
少し照れくさくても褒めるということは自分にとっても相手にとっても
良い影響をあたえるので勇気を出して褒めてみてください。
3. 相談すること
一度ぎくしゃくなってしまった関係を軌道修正するには、
相談することが効果的な対応と言えるでしょう。
相談することによって、必然的にコミュニケーションをとることができる上に、
上司から信頼されているという自尊心をくすぐることができます。
また、上司から相談を受ける頻度が高い部下ほど、
職場の仲間を頻繁に助けているということが分かっています。
もちろん、部下に相談することに抵抗を感じる人も多いでしょう。
しかし、自分が一歩引いてみることもリーダーにとっては必要な力だとされています。
【まとめ】
以上の三つのことが本を読んで僕が皆さんに伝えたい事でした。
この三つは実行することにプライドが邪魔して、大きな抵抗を感じるかもしれません。
しかし、これを実行することが組織、部下、自分にとって大きなメリットになります。
勇気をもって一歩踏み出してみましょう!!

上の写真はこのブックレビューを含む、3年生のゼミ活動の成果発表の様子です!
——– ふぁいと!! ———-
【引用文献】
山浦一保(2021).「武器としての組織心理学」. ダイヤモンド社

