〈選手〉
選手ができる対策は主に3つです!
・試合前からの意識を高く持つこと
・応援やプレーなどで頑張る姿勢を見せること
・セルフトークを用いること
意識をもって普段の練習などに取り組めていれば、「ここまでやってきたんやから大丈夫!」といった自信がつき、それが競技前のモチベーションにつながると考えられます。
また、気持ちが切れそうな状態から脱却するきっかけとして、
ポジティブな周りの声掛けや、プレーで魅せるといった行動がチームの士気を高めたり、戦況の好転につながります!
3つ目のセルフトークというのは、自分自身に語り掛けることです。
競技中に「私なら大丈夫!」などの肯定的な言葉を心の中で言い聞かせる方法です。
周りの状況だけではなく、競技者の自己努力でも気持ちが切れることを防止できます!
〈指導者〉
指導者ができる対策は主に2つです!
・指導者がチームに大きな影響を与えることを理解すること
・指導者が肯定的な非言語コミュニケーションで選手の士気を高めること
まず、非言語コミュニケーションとは、対人距離・身体動作・身体接触・表情のことです。これらは、選手の精神的な面で大きな影響を与えており、指導者の態度ひとつでチームの雰囲気が変わってしまうと考えられます。
例としては、
・腕を伸ばせば、触れ合える距離で選手と対話を行う
・ガッツポーズなどの身体表現をする
・微笑む
といった、選手に対して肯定的な印象を与えることが重要になってきます!
【まとめ】
いかがだったでしょうか?
初めてのブログでしたが、頑張って書いたので見てもらえると嬉しいです。
今回紹介させてもらったことが少しでもお役に立てれば嬉しいです!
みなさまの今後のスポーツライフがより良くなりますように!!


引用文献
- 来間千昌・小川茜・関矢寛史(2019). 競技中における気持ちが切れることの防止要因の検討「気持ちが切れた」および「気持ちが切れなかった」現象の比較を通じて. スポーツ心理学研究, 46, 2, 81-95.
- 島崎祟史・吉川政夫(2012). コーチのノンバーバルコミュニケーションに関する研究:コミュニケーション能力,およびコーチング評価との関連性. 体育学研究, 57, 427-447.